たろちゃんの痙攣重積型急性脳症_経過日記

痙攣重積型(二相性)急性脳症を罹患した娘の経過記録

経過の概要 その1~発症から退院まで~

当時のメモを見ながら、ざっくりと書いてみました。

思いだしたらこまめに加筆していきます。

 

( ※カッコ内の数字は病日を表しています。)

  • (1)1分程度の痙攣発生。意識回復。
  • (2)1時間を超える痙攣発生。意識不明。救急車で搬送。強めの鎮静剤を投与。入院。MRI実施。結果に異常無し。
  • (3~4)強めの鎮静剤を投与した為、ふらつきはあるが元の姿に戻って一安心。
  • (5)突発性発疹であろう発疹を身体中に確認。
  • (6)入院中に再度痙攣発生。鎮静剤投与。MRI実施。先生より急性脳症の可能性高との説明有。ステロイドパルス療法開始。ビタミン剤の投与も併せて行う。舌根沈下の為、ICUにて呼吸管理。
  • (7~8)痙攣のぶり返しなく安定。徐々に鎮静剤の強さを弱める。
  • (10)鎮静剤の投与終了。MRI実施。抗生剤投与。
  • (11)一般病棟へ転移。全く動けない。目は合うが認識しているか分からない。虚ろな目をしている。目の動きも全くおかしい。熱あり。
  • (12)首や手足を少しだけ動かせるようになった。発作的に爆発するような泣き方を繰り返す。笑顔は一切ない。
  • (14)熱が下がった。哺乳瓶で少しだけ吸えるようになった。手を全く使えない。使おうという動作も見られない。
  • (15)寝ている時には蹴ったりする等の動き有。自分の意志ではなさそうだが、腕をあげる仕草有。
  • (17)ミルクを良く飲む為、経鼻チューブが外れる。離乳食開始。炎症レベル低下。抗生剤終了。
  • (18)MRIの結果を聞く。急性脳症の診断。高信号箇所は前頭葉の運動野に強く出ている。SPECT(脳の血流)の結果は真っ青。
  • (20)脳波検査実施。良く飲み良く食べる。動きが良くなってきたが不随意運動の可能性が高い。口唇傾向の為、ずっと手を食べている。
  • (22)退院。うつ伏せからの頭あげが出来た。とにかくよく食べる。自発性は低い。